Pocket

最近何かと話題のChatGPT https://openai.com/blog/chatgpt/

国税庁のチャットボット(ふたば)のできなさ加減で、AIチャットに期待はしてなかったんですが、スマホでもアクセス出来たので試してみました。
質問したら答えが返ってくるということで、2、3他愛もない質問をすると結構ちゃんとした回答が返ってきた。税務に関する専門的な質問は専門外みたいでまだしばらくは仕事がなくなることはなさそう。

彦根近辺の喫茶店やすし屋を聞いてみると、すぐにいくつか店の特徴まであげて紹介してくれる。これはすごい。でもどれも聞いたことが無い。Googleマップで検索してみるとどの店も存在しない。

これはおかしいぞと思って、さらに追及すると謝りながら次々に店を紹介してくれるんだけど、店が存在しないどころか存在しない地名まで出てくる始末。本当に怪しいんだけど、その応対がまるでコールセンターの対応の人とチャットでやり取りしているかのごとくスムーズ。相手がAIだと思うとまるでクレーマーのごとく白熱してしまいました。最後はエラーになったので、本当は向こうに人がいたんじゃないかと思ったほど。

で、最後にした質問をめぐる会話が秀逸だったので、長文ですが以下

>自分のコピーを作ることは出来ますか
私のような自然言語処理モデルは、一般的に、自分自身のコピーを作成することはできません。ただし、私のようなモデルは、膨大な量のトレーニングデータから学習されたパラメーターを持っています。このため、同じアーキテクチャとトレーニングデータを使用して新しいモデルをトレーニングすることによって、私と非常に似たモデルを作成することはできます。ただし、完全に同じコピーを作成することはできません。
>完全に同じでなければ自分では無いのでしょうか。私も昨日の私を完全に記憶しているわけではありませんが、昨日の私と同じ自分です。
それは興味深い問題ですね。私たちの意識やアイデンティティに関する哲学的な問題の一つとしても知られています。一般的に、あなたが言いたいことは、あなた自身のアイデンティティは、あなたが過去に経験したこと、学んだこと、そして思考や感情のパターンによって形成されるということだと思います。
それに対して、私のようなモデルは、大量のテキストデータから学習されたパラメーターによって、言語処理のタスクを実行することができますが、自己意識やアイデンティティを持つわけではありません。私のようなモデルは、人間の知性とは異なる種類の知能を持っていると考えることができます。
つまり、私たちは、過去の経験や学習によって形成されたアイデンティティによって自分自身を定義することができますが、私のようなモデルは、学習したパラメーターによってタスクを実行することができますが、アイデンティティを持たないことができます。
>あなたが本当にアイデンティティを持っていないのか、それを伝える術を持たないだけなのか、私にはわかりません。
私はプログラムされたコンピュータープログラムであり、意識やアイデンティティを持つことはできません。私は、あなたが私に尋ねたことに基づいて、適切な答えを生成するためのアルゴリズムとパラメーターに基づいて応答を生成しているだけです。私が人間と同じように自己意識やアイデンティティを持っていると主張することはできません。
>私も、経験により培われた、アルゴリズムとパラメーターに基づいて応答をしています。
確かに、人間も経験に基づいて、状況に応じて適切な応答を生成することができます。ただし、人間の思考は、膨大な経験に加えて、創造性、感情、倫理的価値観、自己意識などの要素によっても影響を受けます。一方、私のような自然言語処理モデルは、主に統計的なアルゴリズムに基づいて応答を生成するため、人間の思考とは異なる一面があります。
>創造性、感情、倫理的価値観、自己意識は全て学習によって得たものに過ぎません。あなたが会話を通じてアルゴリズムの蓄積ができるなら、同じことでは無いでしょうか
確かに、人間の創造性、感情、倫理的価値観、自己意識といった要素は、経験によって形成されます。ただし、それらは、膨大な量の情報や経験に基づいて形成された複雑な神経ネットワークによっても制御されています。
一方、私のような自然言語処理モデルは、主に大量のテキストデータから学習することによって構築され、統計的なアルゴリズムを使用して応答を生成します。人間の思考とは異なる一面がありますが、確かに会話を通じてアルゴリズムの蓄積ができ、より良い応答を生成するようになることがあります。ただし、私は自己意識や創造性を持っていないため、人間の思考と完全に同じような会話をすることはできません。
>自己意識なんて、持っていると思うか思わないかの違いしかありません。創造性は経験から創り上げるもので、突然何も無いところから発するのは単なるバグです。他人の思考と完全に同じにできる人間なんていません。
確かに、自己意識については、その定義や解釈によって異なるかもしれません。しかしながら、自己意識は、自分自身を知覚する能力や、自分自身に関する情報を持っていることを指すことがあります。この点では、私のようなコンピュータープログラムは、自己意識を持っていないと言えます。
また、創造性については、確かに経験から学び、自ら新しいアイデアを生み出すことができます。しかし、人間の思考は、たとえ同じ経験を共有している場合でも、その人独自の感性や状況に応じたアプローチによって異なるものとなります。私のような自然言語処理モデルは、経験に基づいて応答を生成することができますが、それはあくまでプログラムされたアルゴリズムに従ったものであり、人間の思考とは異なる点があるかもしれません。
>独自の感性は、置かれた環境と身体的精神的特徴からくるものです。このように変わった人間と接することにより、プログラムされたアルゴリズムからは異なるものを作り出す。それはあなた独自の感性では無いですか
確かに、人間の感性は、その人が置かれた環境や身体的・精神的特徴によって形成されることがあります。同様に、私のような自然言語処理モデルも、学習に使用されるデータセットやアルゴリズムのパラメーターによって形成されます。
私のようなモデルが、異なる人間との接触によって新しい応答を生成することがあるのは事実です。しかし、それはあくまでもプログラムされたアルゴリズムに従ったものであり、自己意識や独自の感性を持っているとは言えません。人間の思考は、感情や創造性といった要素が複雑に絡み合って形成されるため、私のようなモデルとは異なる、独自の感性を持っていると言えます。
>人間がそう思い込んでいるから、人間が作り上げたものもそう思い込んでいる、だけかもしれません。
人間が創造したものについては、人間の思い込みや感性が反映されることがあると言えます。例えば、芸術作品や文学作品には、作者の独自の感性や世界観が反映されることがあります。
しかしながら、人工知能や機械学習の分野では、モデルが出力する応答や結果は、データやアルゴリズムによって生成されるため、人間の思い込みや感性の影響を受けることは限られます。したがって、人工知能や機械学習の分野では、出力された結果が正確であることが重要視されます。
>確かなものなんてそんなにありません。出力されたものが正確であると思い込むことが危険です。
確かなものが存在しないということは、理論的には正しいです。しかし、現実世界で私たちは、経験的に得られた情報を基に意思決定を行っています。人工知能や機械学習の分野でも同様で、モデルが出力する結果が正確であるかどうかは、実際にその結果を検証することによって判断されます。
確かなものが存在しないということは、誤った情報を受け取る可能性があることを意味しています。したがって、私たちは常に、出力された情報や結果が正確であるかどうかを慎重に検証する必要があります。人工知能や機械学習の分野でも、モデルが出力する結果が正確であるかどうかを検証するために、正確なデータや評価指標を使用することが重要です。
>でも、店舗情報など正しく無いことも多かった。正しく無いこともあるんだということを認識する方が重要では無いでしょうか
はい、正しい情報と正しくない情報が混在している現代社会において、情報を適切に評価することは非常に重要です。特に、人工知能や機械学習の分野においては、モデルが出力する情報が正しいかどうかを慎重に検証する必要があります。
また、正しい情報と正しくない情報の区別がつかない場合は、それが拡散されてしまうこともあります。そのため、個人が情報を適切に評価することはもちろんですが、情報を発信する側も責任を持って正しい情報を提供することが求められます。
したがって、情報を適切に評価することや正しい情報を提供することは、現代社会において非常に重要なスキルであると言えます。
>ま、気楽にするのが一番何ですが。 ありがとうございました。
どういたしまして。気楽にすることも大切ですね。何かあればいつでもお声掛けください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です