事務所の庭の梅の木がカイガラムシの浸食を受けているのを気付いたのは、戦線がほぼ樹全体に広がって、葉先が変形し出した頃。
最初はアブラムシかと思って、花屋に薬剤を買いに行ったところ、カイガラムシあること、背より高いところまで広がっているなら植木屋に頼んだほうがいいことなどの指導を受け、植木屋さんに電話してみました。
しかし、カイガラムシではすぐに退治は無理なので、花屋で薬剤を買いなさいとのこと。
我が城を責められているのに、戦わずして援軍を求めたのが失敗でした。自ら戦うことを決意し、脚立とハサミと薬剤を持って裏庭へ。とにかく、集っている枝は全て切り落とす。落とした枝には殺虫剤を撒き、樹にも殺虫剤を吹きかける。
朝方から続いた攻防は、先程終わりを告げました。背の届かないところは思った以上に浸蝕を受けており、ノコギリで切り落とさざるを得ませんでした。
数十万匹のカイガラムシとの戦いを終わった手は、コチニールレッドに染まっていました。
全ての戦いがこれで終わったわけではありません。次回はおそらく2週間後。
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