脱税とは反対に、会社が利益をより大きく見せよう(多くの場合、損をより少なく見せよう)とするために、帳簿書類をいじってしまうことを粉飾と言います。
利益を大きく見せようとするためには、収入を増やす、経費を減らす、資産を増やす、負債を減らす、ことをします。
脱税の様に、税務署が国家権力で徹底に調べあげることがない上に、税理士や金融機関担当者も見て見ぬふりをすることがあるようなないような。
売掛金や棚卸資産が毎期増えていくことから始まり、それが限度に達すると、帳面に表れない借入金が増えていきます。
きっかけは安易に簡易に始まるのだと思いますが、自然に治ることも内緒で治療を受けることもできません。
もし、判明した場合は大手術になっても根治を目指すべきだと思います。