人はいずれ死ぬという事実は、不確実な世の中にあって確実なものの一つですが、宇宙の外が理解できないのと同じくらい自分がいなくなった世界を理解できません。
滋賀県事業承継ネットワーク主催の「事業承継診断実施研修」に参加してきました。
高齢な経営者が増えてきて、このまま社長とともに会社が死んでいくのを危惧した国の施策です。まずは、事業承継することの必要性を気づいて貰おうというところから始まります。
事業承継とは、人、物、金、情報を承継することであるというのは最近よく言われること。
この内特に、経営ノウハウや従業員や取引先との信頼関係といった「情報」は、一朝一夕には引き継ぐことができません。
また、物、金(財産や株)についても、時間をかければ税金が安くできるというだけでなく、関係家族の理解を得るための時間も必要になります。
織田信長と徳川家康を比較するまでもなく、事業承継は元気なうちに。