古墳:多くの人足を使い十数年を費やして作られた、豪族の墓。
たしかこんなふうに教えられたと思うのですが、非常に違和感がありました。そもそも何のために作らなきゃいけなかったのかがわからない。戦国時代のように権威を見せつけなければいけないほど群雄割拠してた時代とも思えないし、人生40年の時代に十数年もかけて墓を作ってる意味がわからない。そんなところへこんな記事。
小名木善行 ねずさんの ひとりごと 古墳のお話
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2697.html
古墳は、荒れ地を開墾して出てきた土砂の盛り土。大規模な開墾が進むに従い土砂の量も増え、しっかりとした方法で積み上げなければ崩れるため技術が進歩。古墳も大きくなる。
土だけでは崩れやすいため、石垣のように石を噛ましたいが大量の石がないため、土を焼いて石とする(埴輪)。
やがて、治水技術が進むと堤防の建設などに土砂が必要になり、古墳は次第に小さくなっていく。
目から鱗でした。あーなるほどって歴史が学べたら、もっと勉強が好きになってたんじゃないかと思うのですが。
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