時間があると、ちょっと図書館へ行って、適当に本を手に取って面白そうな本を借りてくるというのが、今までの図書館での本の借り方でした。
しかし最近は、インターネットで蔵書検索が出来る公立図書館が増えて来たようで、その検索方法も、単語を入力したら、題名や作者はもちろん、解説ページまで調べて、関係する本を一覧表示して、予約まで出来るというスグレモノです。
「こんなこと調べたいな」とか「こんな本が読みたいな」と思ったら、図書館の蔵書検索をして、関係ありそうな本を数冊予約して、近くの分室に届けてもらうことがすぐに出来ます。
先日もそんな風にして借りたのが、バーバラ片桐著「先輩の焦れったい秘密」。ちょっと変な雰囲気の表紙だなとは思ったのですが。で、図書館に借りに行くと係員の人がわざわざ他の本の間に挟んで渡してくれる。もしかして、と表紙を一枚めくってみるとそういった挿絵が。すぐに鞄に隠しました。
で、借りてしまったものは仕方ないよなと言い訳して、読み進んで行ったのですが、なんか少し違う。
税務署の捜査官の先輩後輩のお話なんですが、仕事の進展と男同士の関係の進展が別の意味でハラハラドキドキの物語です。
だーからバーバラ片桐なんだと変なところで感心したりしながら、全体の2割くらいは読み飛ばしつつ完読。税務署の話については結構それらしくって面白かったです。
そういう筋の人には面白いんではないかと思います。まず本屋で手に取る機会もなかったかと思いますのでいい出会いが出来ました。(残念ながらそちらの世界に入り込むことはなかったようですが)
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